2021年10月17日スタートした「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」。
8日間のトレード期間を経て、初代優勝者が決まりました!!!
この記事では、ポーカーの優勝者を発表すると共に、この取り組みで得られた効果やNFTの課題をまとめていきます。
比較的新しい取り組みなので、NFTで試行錯誤しているクリエイターに届けば幸いです。
初代優勝者
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Dogeの5カード完成!!
優勝はもらったワン https://t.co/Lt4h6J2QjQ pic.twitter.com/1mkyYxIPnF— チャリン:Chunri (@ChunriMD) October 25, 2021
「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」の初代優勝の座は@ChunriMDさんが手にしました。
このゲームの最高役である5カードで最終日に大逆転!!!
トランプの2次流通性が想定より遥かに高かったことに加え、数字の「4」がノーマークだったことカギだったと思います。
特典について
「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」ではプレイヤーが条件を満たすと以下の得点が贈られます。
ポーカーの役によってもらえる得点が変わるので、プ二次流通に対するモチベーションを高めるだけでなく、偶然キーカードが売れて稼げるというラッキーも散見されました。
リアルトランプ
今回の企画用に作成したトランプです。
全てNFTと同じデザインで作成されています。
初代優勝の@ChunriMDさんと、たった4日でロイヤルストレートフラッシュを完成させたえぼーんさんに贈られます。
https://twitter.com/evorn4/status/1451063039625629696
まさかロイヤルストレートフラッシュを揃えてから逆転されるとは。。。
記念NFT
揃えた役に応じて副賞として記念NFTがプレイヤーにドロップされます。
優勝争いに絡めずとも、1ペアからゲームを楽しんでもらうことができます。
NFTポーカーの効果
私自身、今年の10月にNFTに参入したにも関わらず、0.22ETH(役10万円)のvolume tradedを実現しました。
トークン量が多かった事(54枚)や高額なジョーカーを購入してくれたプレイヤーが現れたこと、二次流通によるvolumeの押上げが大きかったと思います。
以下では「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」の効果や運営のポイントを解説していきます。
(私のアカウントでは日々、NFT活用のアイデアを発信していますので、是非フォローしていただけると嬉しいです→@soco_art)
改ざん不可能!
「改ざん不可能!」はブロックチェーン最大の特徴ですね。
このおかげで、ネットで自由に配ったNFTで個人で気軽にゲームを主催することができました。
実際問題、技術的なことを言うとツッコミどころはありますが、NFTの非代替性を体感して感じてもらうのに非常にわかりやすいゲームだったと思っています。
トークンを分散して配布
ゲームの性質上、同じプレイヤーに連続したカードが偏ると強い役が簡単に揃ってしまいます。
ですので、販売タイミングをズラしたり、一部をgiveawayで事前に満遍なく配布するようにしました。
次回、似たようなゲームを企画する時は自然に満遍なく配れる工夫を設けたいですね。
偶然稼げるプレイヤーが現れる
ゲームの性質上、ノーマークだったカードが突然、重要なカードになることがあります。
偶然キーカードを持っているプレイヤーに0.014ETH(約5,600円)でオファー(上記2件のオファー)が来たことにはビックリ!
何もしなくてもカードを持っているだけで稼げてしまう可能性を参加者に感じてもらうことができるのもこのゲームの魅力です。
チートカードの高額販売
「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」ではワイルドカード扱いの2枚のジョーカーをオークションにて販売。
後半戦では優勝争いのために、ジョーカーをご購入いただくなど、ゲーム性を儲けることでNFTにアート以上の価値を見出すことができたと感じました。
「改ざん不可能! コイモンNFTポーカー」の課題
ゲームを運営していて感じた課題をまとめていきます。
今後の取り組みで改善できるように頑張ります。
プレイ人数が限られる
カード2枚から参加できますが、それでもプレイヤーの人数は制限されました。
ほぼ全てのカードを配り切りましたが、楽しめるほどカードを保有できるプレイヤーは10人程度。
プレイヤーが増えるとカードが足りなくなってしまいます。
今後、カードの母数を増やすか、テーマをトランプから別のものに変えるなどの工夫が必要になりそうです。
Polygonじゃないと流通性が心配
今回、オークションに出したジョーカー以外はPolygonで発行しました。
Ethereumで発行するとガス代が高すぎて、とてもカードを気軽にトレードできる状況ではなくなります。
コレクターによってはEthereumのNFTを好むので、ガス代に対する考え方もこのようなゲームの課題になりそうです。
全てが可視化される
個人的には非常に面白かったのですが、ブロックチェーンの特性上、誰が何のカードを持っているか丸見えです。
ポーカーフェイスなんて通用しませんね笑
全てが見えるからこその面白さもありましたが、毎日ウォッチするのも面倒ですし、
プレイヤーの財力に差があると、金で殴るゲームに変貌するので、そういったところも課題だと感じています。
今後について
今回は仮想通貨キャラをテーマにNFTでポーカーゲームを実施しました。
この取り組みの中で、良い点悪い点いろいろ明らかになったので、今後さらにNFTを面白くするために新しい取り組みにチャレンジしようと思います。
日々NFTを使った面白いアイデアや作品を発信するので、この取り組みが面白いと思った方はぜひフォローをお願いします!→@soco_art
皆様のコメントやアイデアが活力につながるので、ご意見ありましたら是非お声がけ頂けると幸いです。